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認定薬剤師になるには職場が大事!?

更新:2024/02/02

[勤務形態, 職種・勤務先]

認定薬剤師は薬剤師のための資格で、言ってしまえば薬剤師の努力を形にしたものです。では、その努力の形はどのように取得でき、活かすことができるでしょうか。

そのことを踏まえつつ、この資格の存在が転職にどのように関連するのか、見て行きましょう☆☆☆

認定薬剤師は薬剤師にとっては努力の証

認定薬剤師という名前は知っていても認定薬剤師がどのようなものなのかを知っているでしょうか?

この認定薬剤師とは、研修認定薬剤師制度のもとで認定を受けた薬剤師のことを示します。

薬剤師は、その資格を国家試験で得ることでなれるものですが、薬剤師は本来ならばその時代に即した社会的要請に応え、医療人のひとりとして常に進化し続けることが本来の姿です。

その進化を形として表したものの1つがこの認定薬剤師というものなのです。

さて、この認定薬剤師を生み出す制度である研修認定薬剤師制度ですが、それによると薬剤師の行った研修成果を記録し、それを第三者が客観的に判断し、認定を行うかを決めるための制度となっています。

具体的にどのように認定薬剤師となるかというと、研修認定薬剤師制度に従って、倫理や基礎薬学、医療薬学、衛生薬学そして薬事関連法規・制度といった法律についてなど、薬剤師の持っているべき知識を持っているかを一定期間内で決められた講習の単位を取得する、そしてより良い薬剤師業務を行うために自ら努力したことについて申告すれば良いという流れになります。

認定されたことにより、他の医療従事者や患者様からの信頼を高め、常に時代に即した薬学的ケアを行える薬剤師であることを示すことができます。

また、この認定は、免許の更新と同じ効果を期待するものでもあります。

認定薬剤師の種類とその習得の条件

認定薬剤師、と一言で言っても実はいくつかの種類があります。認定薬剤師とは、分野によって多くの種類に分けられます。

まず大きく2つに分けると、年間を通じて一定の決められた時間数の研修を受講すればその時点で認められるものと、専門分野領域に従事することが条件となっているがん薬物療法認定薬剤師、感染制御認定薬剤師などが挙げられます。

それぞれに認定薬剤師となるための条件が設定されていて、がん薬物療法認定薬剤師を例にあげてみますと、まず薬剤師の実務経験が5年以上であること、日本病院薬剤師会が認めている研修施設にある病棟にて、実技研修を3ヶ月以上の間履修していること。

もしくは研修施設にて3年以上の期間、がん薬物療法に関連する仕事に関わっていることが必要です。これは自己申告ではなく、所属長の証明が必要となります。

日本病院薬剤師会が認定しているがん領域の講習会、及び別個に定めている学会が主催しているがん領域の講習会などに参加し、その結果所定の40時間、20単位以上の単位を履修していること。

そしてその40時間のうち、日本病院薬剤師会が主催しているがん認定薬剤師に関連する講習会を12時間、そして6単位以上を取得してること。

がん患者への薬剤管理、そして指導実績が50症例以上、そして複数の癌種に関わっていると言う条件を満たしていること。

病院長もしくは、施設長等といった方の推薦をもらっていること。等、様々な条件が課せられています。

施設長といった立場の人間から推薦が必要ということ、講習会に参加することが必要であるということから、病院など、認定薬剤師の資格取得を推奨している職場でないと取りにくいという資格とも言えるかもしれません。

認定薬剤師となるメリットは実はない?

認定薬剤師になるメリットというものはあるのでしょうか?

もちろん公的に認められている資格なので資格手当として収入の増加、資格によってより自分の希望する職種、仕事内容に就くことが出来るということはポイントになります。

ただしこの認定薬剤師という資格がないと就けない仕事があるかというとほとんどないので、そういう意味では転職において強みになっても切り札にはしにくいでしょう。

では認定薬剤師になるメリットは殆ど無いのでしょうか?

実は、見る視点を変えることで認定薬剤師の価値が見えてきます。薬剤師という資格は一生ものとよく言われ、その名の通り、免許更新制度というものがありません。

そのため、薬剤師免許は親が娘に是非とってほしいという資格として人気です。しかし一生ものの資格を取得したから特に努力しなくていいというと違います。

私たちを取り巻く医療環境は日々進化を続けていて、その流れについていくことが職業問わず、薬剤師という医療人である以上使命と言ってもいいでしょう。

それを形にして自分のものに出来る、というのは薬剤師としてのやりがいという価値があるといえるでしょう。

しかし、前述したとおり、期限内の規定数の単位の取得、講習会の参加、などなど仕事をしながら行うには少々骨が折れることです。

そのため、就職先が認定薬剤師の資格取得を奨励していることが確実に認定薬剤師となるため、そして認定薬剤師であることを仕事上で活かすために最も良いことと言えます。

では、認定薬剤師を奨励している場所に就職するためにはどのように求人を探したらよいのでしょうか。ここでおすすめしたいのが薬剤師専用の転職サイトへの登録です。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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