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居宅療養管理指導の薬剤師は医師の代わり?

更新:2024/02/02

[勤務形態]

居宅療養管理指導で薬剤師が活躍する、といってもそれがどのようなことか伝わらないかもしれません。

医師が中心となって行われるこの指導ですが、薬剤師には大きな役割が期待されています。その内容を見ながら、今後求められる薬剤師の姿を掘り下げていきましょう☆☆☆

居宅療養管理指導を薬剤師が行うってどういうこと?

居宅療養管理指導で薬剤師が活躍する場面が増えているのですが、そもそも居宅療養管理指導とはどのようなものなのでしょうか。

実はこれは薬剤師だけに可能なものではなく、医師や歯科医師、栄養士などといった医療従事者が医療機関への通院が困難な患者さんの自宅を訪問し、自宅療養という形で、必要な管理指導を直接行う在宅サービスの1つです。

法律的な面で見ると、居宅療養管理指導という項目が介護保険法第8条にて決められています。

内容を見てみると、この居宅療養管理指導とは、居宅での要介護者について、病院、診療所又は薬局の医師や歯科医師、薬剤師そしてその他厚生労働省令で定める役職の者により行われる療養上の管理、及び指導であり厚生労働省令で定められているものをいう、とのことです。

居宅療養管理指導の薬剤師は在宅医療の薬剤師?

居宅療養管理指導で薬剤師というと在宅医療と同列化されやすいですが、なぜ在宅医療にはならないのでしょうか。

それは、医師や歯科医師が行うのは、あくまでも指導やアドバイスといったもののみで、実際の治療行為は行わないからです。

在宅医療であれば、基本的に治療行為が中心となります。

しかしそれでも患者さんの健康状態を把握し、問題があれば指導、もしくは治療をおすすめすることが出来ますし、また、注射などといった医療行為は薬剤師にも可能なので、治療を進めることも可能です。

患者さんご本人以外にもご家族も介護の仕方といった指導を受けることが可能になるので、家族の強力を得ることで一丸となって療養生活をフォローできるので、今後の高齢化社会に対応した役に立つサービスと言えるでしょう。

法律で定められているものなので、介護保険や医療保険が使え、国の補助により使えるサービスという点でも非常に将来性のあるものです。

居宅療養管理指導で薬剤師に求められるのは洞察力と協調性

居宅療養管理指導の薬剤師の役割というものは何なのでしょうか。

基本的に薬剤師は医師や歯科医師の指示により作成された薬学的管理指導計画書に基づき、医師の指示により服薬に関する指導を行ったり、相談に乗ったりすると言う仕事を行います。

そうなるとただ医師の指示に従っているようですが、薬剤師のみが派遣されて、そこで得られた見解を医師に報告し、その結果居宅療養管理指導の方向性が決まることから責任の問われる重要な仕事であるといえるでしょう。

また、居宅療養管理指導の現場では薬剤師の知識や技術が必要となります。

服薬指導、といっても薬局で求められるような窓口業務以上に、服薬支援という形での指導が求められます。

ただ薬の飲み方を指導するのではなく、薬がちゃんと飲めるように時間を指定したり、薬を飲み込むのに苦労していたら飲み合わせを教えたり、薬の形状を変えてみたりといった工夫が必要です。

さらに定期的に患者さんに出会う際に体調チェックを行うといった重要な仕事があります。患者さんの病状、薬の効果、そして副作用といった様々な観点からチェックを行います。

また、この居宅療養管理指導と言うのはチーム医療になるので、多職種連携能力が必要です。

訪問の際に得られた薬や患者さんの情報を他の医療従事者、患者さんのご家族にフィードバックし、そこから患者さんの生活の質の向上に努めるのです。

薬局や療養型病院ではこの居宅療養管理指導を行う職場が増えていて、求人票を探してみても多くの職業があることに気づくでしょう。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
薬剤師転職JAPAN編集部
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