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薬剤師は時給によって職場環境や仕事内容が変わってくる?

更新:2023/05/09

[モチベーション, 勤務形態, 雇用条件]

薬剤師の時給は勤務形態や職種、仕事内容とさらに地域によって変動します。

仕事を選ぶ上で時給が全て、とは言いませんが、重要なファクターとなるのは間違いありません。

どんな背景で薬剤師の時給に違いが出ているかを見極めて、転職先を見定めましょう☆☆☆

薬剤師 時給に大きく関わるのは勤務形態

薬剤師の時給には、雇用形態が大きく関わります。薬剤師の雇用形態には、基本的にアルバイトやパート、派遣社員、契約社員、そして正社員がいます。

正社員になると、賞与や福利厚生などによって時給換算がしにくい部分があります。

しかし、それ以外の形態ではその仕事の性質上、ある程度時給の幅が決まってきます。

まず、パートやアルバイト勤務の薬剤師は時給が高く、求人誌でも見て分かる通り、とくに調剤薬局やドラッグストアでは大人気です。

その時給は具体的には2000円から3000円となります。

薬剤師の時給が高いのは、薬局やドラッグストアにとっては、正社員よりも時間単位で雇えるパートやアルバイトの方が負担になりにくいからです。

特に調剤薬局では、薬剤師しか雇えません。そのため、薬剤師の数が少ないと、休憩時間は皆が一斉に休んでしまい、営業がストップする可能性が出てきてしまいます。

だからといって、労働基準法に違反して勤務を続けさせれば法的にも問題になりますし、ただでさえ少ない薬剤師が手元を離れていく結果になってしまいます。

しかしそこで正社員の薬剤師をさらに雇うとなれば、様々な保険や書類などを準備しなければいけないという面倒と経済的負担があります。

そのため、重宝されるのが、そのような面倒事が少なく、時間をずらしてシフトに入れることで営業を止める必要がないパートやアルバイトの薬剤師なのです。

そこで会社側は、彼らの時給を高めに設定しているのです。

派遣社員となると、会社と社員の間に派遣会社が入って面倒な手続きを代行してくれることや、確実にこの期間は働いてくれる、という保証が派遣会社からなされるので、その安心感からも時給は調剤薬局等と同様、2000円から3000円と高めに設定されています。

また、紹介予定派遣制度を利用することで、実際に働いているところをみることで確実に戦力になる正社員の薬剤師を雇えるという企業側の利益もあります。

これは正社員を考慮に入れている薬剤師側としても、一度働いて職場環境などを試せるというメリットが有ります。

契約社員と派遣社員の違いとは、派遣社員の場合、基本的に手続きを行い、企業とも交渉するのは派遣会社です。

しかし、契約社員となれば、その手続を契約社員自身を行うことになります。

そのため、契約社員は自分の意見が通りやすくなっています。ですが、それと一緒に時給は安くなってしまいます。

このようなデメリットはありますが、時給以外の面、つまりボーナスや福利厚生が完備されていることから契約正社員、といったほうが良いのかもしれません。

薬剤師で時給を最優先事項にするならドラッグストア?

薬剤師の時給はアルバイトやパートでも高給だ、と知られていますが、実際にその職場によって時給はかなり偏ってきます。

パート薬剤師の活躍の場として求人誌でも数が多いのは、調剤薬局やドラッグストア、そして病院です。

しかし、その中ででも求人数の比率を見てみると、殆どが調剤薬局で、次いでドラッグストア、そして病院は極僅かです。

これは逆に考えてみると、調剤薬局で働きたい人にとっては職場はよりどりみどり、病院希望であれば、あまり選択肢がないことになります。

その結果、調剤薬局側としては、時給などでアピールしないと、ヘタしたら見向きもされないという結果にもなりえます。

そして病院では、何もせずに求職者が集まってくる、ということなのです。

では、結果として時給に関しても、調剤薬局で、次いでドラッグストア、そして病院という順番になってしまうのでしょうか?

いえ、実は時給のトップに来るのはドラッグストアなのです。

これを意外に思うかもしれませんが、先程述べたように、求職者が多いと時給はあまり上がりませんが、あまり希望されない、求職者の少ない職業であれば、会社側はどんどん時給を上げることでアピールします。

ドラッグストアは、どうしても薬剤師の仕事の中では専門性が少ない仕事として敬遠されがちです。

やはりレジや品出しなどの行為が薬剤師らしくない、と思う人が多いことや、案外肉体労働が多いことからどうしても薬剤師に不人気な仕事になってしまいます。

その結果、時給の高さから言うと、ドラッグストア、調剤薬局、病院という順番になるのです。

薬剤師 時給を高くしたいなら田舎、都会なら低給?

薬剤師の時給として一番地域に影響されるのは、調剤薬局、そしてドラッグストアでしょう。よく、田舎のほうが時給が高いと言われます。

しかし、逆はそうではないということをご存知でしょうか?

確かに、東京などを中心とした大都市では地方のように働き手に困ることがなく、むしろ薬剤師が余っている印象がありますが、実はそれ以上に患者数が多いことで需要があるため、かならずしも薬剤師が過剰、というわけではないのです。

そのため、関東圏ではむしろ時給2000円から時給3000円と高めで、むしろ福岡や大阪だと需要が下がることで2000円程度の時給が平均になります。

もちろん、なかなか薬剤師のこない地方であれば時給3000円以上も狙えるので最も給与が高い場所、とはいえますが、都会になればなるほど安くなるというわけではないのです。

しかし、あくまでもこれらの数値は公開されている求人情報などの時給を計算したものです。

薬剤師転職サイトなどではこれらに加わらない非公開の求人もあるので、それらを活用してより好条件な時給の職場を見つけましょう。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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