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薬剤師の転職で研究職に就くために必要なこと

更新:2023/04/26

[職種・勤務先]

薬剤師の転職で研究職といえば、どうしても狭き門、新卒で逃したらだめ、いい大学出身でないと、実績がないと研究職にはなれない、などと様々な話がありますが、実際には、いかにアピールできるかが重要であり、就職後に薬剤師はどのようなことを覚悟しなければならないのかを理解しておくことで転職成功という結果が導けるでしょう☆☆☆

薬剤師の転職で研究職が難しいと言われる理由とその原因

薬剤師の転職で研究職は難しい、と言うのは通説です。薬剤師にかぎらず、研究職に転職となると、非常に難しいというイメージが有るでしょう。

それは、決して間違いではなく、その理由としては研究職に人気があるからというのが挙げられます。特に学生時代から自分の生涯追求したい研究に出会えれば、そのまま仕事にしたいものでしょう。

しかし、それを追求したいと思う薬剤師は何もあなた一人ではありません。当然ですが、研究職を目指す薬剤師同士で競争が生まれます

そして、一度は研究職をと考えた薬剤師であれば各企業の研究職の募集人数の少なさに驚いた経験があるかもしれません。

その原因となっているのは、研究にかけられる膨大なお金が問題と言っていいでしょう。

薬に関して言うと、新薬開発にまでかかるお金は100億から200億円だと言われ、その中で研究費に当てられるのは8%程度です。

え、少ない!と思った方もいるかもしれませんが、日本の強みでもある電子分野での研究費は5%、自動車産業にいたっては3%という数値から十分に高い部類に入ることがわかります。

そのため、一人の研究職の薬剤師の人員を増やすだけでも企業にとって大きな負担となることがわかります。

また、研究職を一人増やしたから新薬開発の可能性が確実に高まるというわけではありません。

そうなれば、研究職はできれば少数精鋭で行きたいという企業の気持ちもわかるような気がします。

薬剤師が転職で研究職に就くときのライバルと戦うための武器

薬剤師の転職で研究職を狙うということの難しさとその理由は理解いただけたでしょう。

しかし、企業の気持ちもわかるから、と諦めていては研究職にかぎらず、自分の希望する転職というものは成功させることができません。

新卒段階では研究職に就くためには行っていた研究内容や履歴書に見られる薬剤師のパーソナリティが重視されます。

そのため、いかに今まで研究を頑張ったか、というのも重要ですが、学部生なら1年半、修士卒でさらに2年、ドクター卒で更に三年研究室での研究が行えることになりますが、やはりその間で実績を残せるか、というのは、薬剤師個人の努力以外にも運が非常に関連してきます

なにしろ、学生の身分で自分の好きな研究ができる、というのは教授の意向などが複雑に絡んできて、たとえどれほど優秀な人材であっても確実にその能力を発揮できるというわけではないのです。

そのため、研究職を求める企業側は、研究室で行われていた研究内容を重視します。

また、もしその分野に精通している教授の研究室であれば、推薦を手に入れられたりするので、やはり研究内容というのは非常に重要になると言っていいでしょう。

しかし、最近では、推薦を受けたとしても、他の学生と同様の面接工程を課す企業が多いので、アピールポイント程度に価値が下がってしまう場合もあるので、たとえ研究内容が似ているからといって確実に研究職になれるとはいえません。

中途採用になれば、今度は経験というものがアピールポイントの中心になります

もちろん研究室の評価が利用できればいいのですが、時間が経って研究室の研究内容が変わっていたり、研究室自体がなくなっていたりすると、その当時を知らない人が会社にいないと少しむずかしい物があります。

また、中途採用であれば、今度はポスドクといった競争相手が出てきます。

ポスドクとなると、学生ではく、研究室に所属して働いている状態なので、社会人経験というと少し違うかもしれませんが、より長く、そしてより深く研究内容を掘り下げることができているので、研究内容が会社とかぶっていると、転職における強力なライバルとなるでしょう。

ポスドクの中では、アカデミックな道を進もうと考える人もいますが、研究職に入れるまで研究を続ける、といった人も多いのが事実です。

CROやSMO,病院などで研究や創薬の現場に触れる仕事を経験していることがそのような研究と向き合っていた人に対する大きな武器となるでしょう。

薬剤師の転職、研究職に就くということでどのような環境が待っているのか。

薬剤師が転職で研究職を希望する際、せっかく希望の研究職に就いたのに環境が原因でまた転職を考えなくても良いように、研究職がどのようなものであるかを転職前に理解する必要があります。

イメージでは、研究職はただただ研究に没頭するどちらかと言うと非常に内向的な仕事であると思っている人も多いようですが、実際には研究を行う上でプレゼンテーションやグループ内でのディスカッションなどが必須で、コミュニケーション能力が案外試されると言っていいでしょう。

また、研究職では自分のやりたいことが会社の意向に沿わなかったり、利益が見込めないと判断されると即座に切られるということは日常茶飯事で、そのような場合にすぐさま気持ちの切り替えができなければ非常にストレスの多い職場になってしまいます。

やりたいこと=研究、であればいいのですが、もしこの研究がやりたい!という気持ちでいると研究職にはあまり向いているとはいえないでしょう。

薬剤師が転職、研究職の場合、確かに転職に際する難しさ、そしてその後の仕事の問題というものはありますが、確実な情報とアシストを受けることでそのような問題を回避できる可能性が大きくなります。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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