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薬剤師の門前薬局で働くという選択

更新:2023/05/09

[勤務形態, 職種・勤務先]

薬剤師で門前薬局勤務の場合、その仕事というのは、簡単に言うと近くに立っている病院の処方箋をほぼ専門的に受け持つというものになります。

実は、調剤薬局というのは門前薬局以外にも、タイプとしてマンツーマン薬局と面分業薬局という2タイプが存在します。

それらと門前薬局との違いなどから、どのようなタイプがあなたの転職先の希望に合うかを見て行きましょう☆☆☆

薬剤師の門前薬局での業務内容と特徴

薬剤師の門前薬局での仕事というのは、やはり病院前の薬局ということで大きな総合病院でもない限り、専門性がどうしても偏ってしまいます。

眼科専門病院の前の門前薬局であれば目の治療薬中心になりますし、内科の病院の近くに立っている門前薬局であれば内服薬がほとんどとなるでしょう。

そうなると場合によっては取り扱う薬の数が少なく、薬剤師にとっては少々単調なお仕事となってしまう可能性があります。

しかし、門前薬局と言うのは、殆どの場合1,2名の薬剤師しか各店舗に配置されていないので、かならずしも仕事が単調=暇だと考えるべきではないでしょう。

逆に大きな病院の前にある門前薬局の場合、どうしても患者さんの数は増え、専門家の数が増えればその分様々な科の薬を揃える必要があるので、薬剤師の人数も多いですが、取り扱う処方箋の量、そして種類に奔走することになるでしょう。

それでもいずれのパターンにおいても門前薬局は処方箋を発行する病院の受付時間が完了すると自動的に薬局の方の営業時間も終わることが多いため、他の薬局よりも早い時間に仕事を終わらせる事が可能です。

さらに、病院のデジタル化に伴い、門前薬局の方でも先端のデジタル機器を用いている場合が多く、薬剤師の知識に頼らず、すべてパソコンで禁止されている飲み合わせなどが確認できるようになっている場合があります。

そうなれば薬剤師側としては非常に楽で安心できますが、機械頼りになっていざ停電などの機器が使えない事態になった場合に対応できなくなる可能性があります。

そう考えると、将来的に門前薬局から転職などを行った際に機器に頼れない環境で不安を感じてしまうという場合もあるかもしれません。

しかし、機器を使えるということは何もデメリットばかりではありません。

機器を使える薬剤師の人材を求めている職場も多くあるので、門前薬局の薬剤師はそのような職に就きやすいというメリットがあると考えていいでしょう。

薬剤師の門前薬局以外の薬局の形

薬剤師の門前薬局という勤め先は、ほぼ100%一つの病院などから発行される処方箋を取り扱っている場合です。

これが80%程度になると、マンツーマン薬局という分類になります。少し取り扱っている処方箋の発行元が異なるだけで、基本的に門前薬局と職場環境はさほど変わりません。

しかし、大きな総合病院ではなく、小さな個人病院などのそばにあることが多いので、その病院や診療所の休みに合わせて休みになるので、土日ではなく、水曜日や木曜日が定休日となる事があります。

そのため、なかなか友人や家族と時間が合わないということがあるかもしれません。

また、営業時間も門前薬局と同じくらいで早めに終了する部類に入りますが、いくつか遠くの病院から処方箋を持ってくる患者さんもいると想定して、若干門前薬局よりも営業終了時間が遅めという場合があります。

基本的に総合病院といった大きな病院の処方箋を専門的に扱うわけではないので、大人数の薬剤師が一店舗にいることは少なく、場合によっては1人で作業しなければならず、調剤業務未経験者は採用されない、管理薬剤師でなければならない、といった場合もあるので転職先として考えているのであれば、注意が必要です。

薬剤師が門前薬局以外の薬局で感じるメリットとデメリット

薬剤師が門前薬局に務める以外でも、マンツーマン薬局、面分業薬局というものがあると最初に述べましたが、最後の面分業薬局というのは、前述した二種類の薬局とは異なる職場条件が増えてきます。

まず、ドラッグストアなどの他の商品も扱う場所で調剤施設が併設されているといった場合が多く、駅前であったり、非常に交通の便が良い立地にある事が多いので、同じ医療施設から処方箋が発行されるということはあまりありません。

そのため、取り扱う薬の数が多く、患者さんの数が多ければその分在庫管理が難しくなり、その結果、薬剤師の残業が多くなってしまうという場合があります。

しかし、このような面分業薬局という形態は全国チェーンの薬局が取っている事が多く、何かの事情で引っ越さなければならなくなった時にでも仕事を続けられたり、福利厚生も充実していて薬剤師の年収も高めです。

このような様々な特徴がある門前薬局を含む調剤薬局ですが、どれが自分に合うのかと言うのは、転職未経験者、調剤薬局未経験者にはわかりにくいものです。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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