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大学病院の薬剤師へ転職は難しい?

更新:2023/04/14

[職種・勤務先]

大学病院に薬剤師が転職する、と言うのは実は珍しいことです。

それは転職そのものが難しいことから起因することですが、それは大学病院がやりがいの大きい仕事場だから、ということにも繋がります。

大学病院 薬剤師の仕事のメリット、デメリットを見つつ、転職方法を見て行きましょう☆☆☆

大学病院の薬剤師に転職することでスキルアップ!

大学病院の薬剤師に転職した場合、どのようなメリットが挙げられるでしょう?

一番に挙げられるのは、大学病院以外の薬剤師の職業よりも臨床面においてスキルアップが望めるということです。

大学病院には、民間病院にはない治験センターを施設内に設置しているところが多いので、大学時代に行っていた研究の続きを行ったり、薬の研究開発や臨床試験など、他の職業ではなかなか経験できない業務に関わって行けます

また、調剤に関しても、ただ医師の発行した処方箋を見ながら調剤するのではなく、大学病院内にある処方箋調剤室という場所で、患者さんの詳細なデータのある電子カルテに沿って、薬剤を選択したり、用量や服用方法の適正を確認したり、もし患者さんが他の薬剤を摂っているのであれば、その薬の相互作用、さらに摂取する予定のある食べ物との相互作用があるかなど、考えられるあらゆる観点から総合的に判断して、調剤を行うようになっています。

さらに未承認の薬を使った治験も行われる病院施設である治験管理室もあるので治験薬調剤作業もあります。

この事から、調剤薬局の調剤、CROで扱われる治験に関われると言う面で薬剤師としての自分を磨くことができるといえるでしょう。

また、最新の世界の薬剤事情の他にも、最先端の医療機器に触れることができるので、それらを扱うための技術力も手に入れられるといえるでしょう。

他にもチーム医療に参加することができるので、チーム内での活動をスムーズに行うためのコミュニケーション能力の向上、が期待できます。

他にも、大学病院の学生たちの勉強に関わっていくことで、教える側に立ってより自分の知識を、技術を伸ばすことが出来ます。

大学病院へ薬剤師が転職した場合、安心入手!?

大学病院の薬剤師へ転職、とくに国立大学病院に転職した場合、それは国家公務員になるということです。

そのため、収入や生活面でも安定できる安心があります。

国立大学病院では、6年制課程を経て薬剤師になった新卒の初任給は、医療職(二)2級15俸級にあたり、具体的には200,800円と定められています。

ちなみに、過去の4年制時代出身の薬剤師であれば、医療職(二)2級1号として、初任給は178,200円になります。

これは調剤薬局やドラッグストア勤務の薬剤師から見れば低いかもしれませんが、昇給もあり、安定していることから最終的には大学病院での年収はそれらの薬剤師の年収を超えるでしょう。

私立の大学病院薬剤師ですと、一律の給与がないので、大学病院によって異なる、としか言えませんが、平均年収は約400万円~600万円とされています。

低めに設定されているように感じるかもしれませんが、それは高い給与設定にしなくても人が来るからと言えます。

そう考えると給与じゃない魅力が大学病院の薬剤師にはある、といえるかもしれません。

大学病院へ薬剤師が転職した時のデメリット

大学病院の薬剤師へ転職すると、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか。

まず、大学病院は一般の民間病院と異なり、24時間365日の勤務体制になっています。

それは、夜間でも緊急の外来が予想されますし、入院中の患者さんに緊急事態が発生した場合、自分の担当の日であれば休み時間中でも求められれば昼夜問わず仕事に向かわなければなりません

仕事だけでなく、私生活を充実させたいと考える薬剤師にとっては、大学病院薬剤師になる最大のデメリットといえるでしょう。

また、大学病院の薬剤師はハードな仕事の割に、あまり収入が良くないということもデメリットといえます。

人気のある病院薬剤師はやりがいが大きいとされる分、調剤薬局やドラッグストアといった他の薬剤師の就く職業に比べ、やや低めと言えます。

仕事時間が増え、同時にチーム医療というような協力して行う仕事が多い大学病院であることから、人間関係のストレスが考えられます。

医師や看護師、そしてほかの医療関係者とのやりとり、そして長期的に入院している患者さんとの関係も気を遣うものです。

その中でコミュニケーションが上手くとれないと、負担がかかり、精神的にダメージを受けることも予想されます。

また、体力的に夜勤や休日出勤などを含め、ハードになることは覚悟しなければならないでしょう。

この大学病院 薬剤師は、調剤薬局やドラッグストア薬剤師などと比較して、就職する薬剤師の定員が少なく、その分求人も少なく、倍率も高くなっています。

そのため、大学病院 薬剤師を目指すのは難しいとされています。

しかし、それは不可能であるというわけではありません。大学病院薬剤師を目指すには、情報入手が必須になります。

また、基本的に大学病院だけに限らず、病院薬剤師の募集とは新卒薬剤師目当てのものが多く、あまり中途採用は行われておらず、契約社員やパートなどからスタートするのが主流となっているようです。

しかし薬剤師転職サイトに登録することによって、大学病院薬剤師の非公開での募集を見つけることが出来ます。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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