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漢方の薬剤師の将来性って?

更新:2023/03/31

[職種・勤務先]

漢方の薬剤師に、将来性はあるのでしょうか?

漢方といえば、治りが遅いけど安心して使用できる、と言うイメージが有ります。

それはたしかにそうなのですが、正しい漢方薬を使用しないことにはそもそも効果がありません。そこで登場するのが漢方薬剤師です。

西洋医学一色になっていた医療業界ですが、最近では東洋医学の価値も見直され、医学部や薬学部でも講義の数が増やされています。

では、漢方を専門とした薬剤師とはどのようなものでしょう?☆☆☆

漢方 薬剤師ってなに?

漢方の薬剤師とは何かについて、まずはお話しましょう。漢方薬は、薬効の認められた植物、つまり生薬の組み合わせによって作られる薬です。

自然なものを使っていることから一般的なイメージでもあるように穏やかな効果と安全性、そして体質改善といった根本的な治療効果が期待されます。

また、体質を改善することから患者さんの体質から症状と組み合わせて処方する薬を決めるので、同じ症状でも個人によって漢方薬が異なります。

西洋薬ではよく聞かれる副作用ですが、東洋医学では、副効果という良い効果があることで知られています。

これは、西洋薬のように単剤ではなく、混合剤であることから見られるものです。

最近では東洋医学の価値が見直され、治療に漢方を使用する場所や、西洋薬と一緒に処方されるなどして、効能を良くしたり、副作用を抑えるために使用されます。

この漢方薬ですが、実際に症状が出てから、病院で医師が発行する処方箋にもとづいて保険適用が認められる場合があります。

数にして、国内では、約150種類程の漢方薬に保険適用が認められています。

しかし、あくまでも症状の見られる場合で、予防や健康促進といった形では保険は適応されません

そのため、患者さんは多くの場合、漢方を使用する場合は費用を全額払わなければいけません

選択、購入の際にその買い物を成功させるのが漢方薬剤師です。

漢方の薬剤師って大変!?

漢方 薬剤師になるには、ただ学生の間に漢方をちゃんと勉強すれば良い、というわけにはいきません。

漢方の薬剤師になるには、漢方だけでなく、東洋医学に関する、知識、そして経験が必要です。

まずその漢方に対する能力を認め、実証するために、漢方薬・生薬認定薬剤師があります。

公益財団法人の研修センターにおいて日本生薬学会の実施する研修を受け、更に試験を受けて合格しなければなりません。

これだけでも大変な勉強量と時間が必要になりますが、これは一度合格したら良いというものではありません

試験に合格した後も三年ごとに更新しなければなりません。更にその度に研修を受けなければなりません。

また、この過程には単位が必要となるので、きちんと参加することが必要なので、勉強以外にもそれを割くための時間が必要です。

最近人気が出てきている漢方薬剤師ですが、このように、なるのも大変ですが、漢方薬剤師であり続けるのも大変なものです。

しかし、それでも希望者が増え続けるのは、それだけの魅力があると言っていいでしょう。

漢方 薬剤師って儲かるの?

漢方 薬剤師の役目とは、東洋医学の理論のもと、患者さんの体質や症状などから総合的に診断し、治療薬として的確で安心して利用できる漢方薬を提供することです。

この判断をきちんと行うためには、東洋医学、そして漢方の知識以外にも人体の機能を知識だけでなく、経験とともに理解し、漢方薬と生薬の作用機序、そして漢方の管理方法や処方の仕方などを理解する必要があります。

研修などを通して知識とともに技術を学ぶ機会はありますが、実際に応用を確実にするには経験を積むしかありません。

このような苦労が多い仕事に思えますが、実際にはその年収に反映されているかというとそうでもありません。

その年収は一般的に、400万円から600万円程度が相場となっているようです。

病院のように、これは、薬剤師の年収としては決して高いものではありません

それでも仕事をしている上でやりがいを感じられるのであれば給与や勉強も苦にならないでしょう。

最近では世間で、そして医療業界の人間の中ででも人気の漢方ですが、それらを扱うには様々な技術が必要です。

それらを得るためには実際に現場で働かなければいけません。その必要性に反して漢方専門、漢方を扱っている医療施設はまだまだ少ないのが現状です。

そのような施設に就職するためには薬剤師用の専門転職サイトの利用をオススメします。検索条件を限定することで望む就職先を見つけることが出来ます。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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