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otc 薬剤師って楽なの!?

更新:2023/03/29

[職種・勤務先]

最近多くなってきたオーバー・ザ・カウンター・ドラッグ(Over The Counter Drug)、一般用医薬品、通称otcに対応して、ドラッグストアを中心として、otcを専門的に扱う薬剤師が多くなりました。

otcは一般用医薬品、つまり処方箋なしで、極端な話、利用者の判断で薬が服用されることになります。

そのため、otc医薬品が正しく使用されるように指導するのが薬剤師の重要な役目となるのです☆☆☆

otcの薬剤師だと調剤がないから責任は小さい?

otcの薬剤師についてお話する前に、そもそもotcになる医薬品と医療用医薬品の違いとは何でしょう?

その条件はいくつかありますが、まとめてしまうと、スイッチotcのように、安全性が認められたものや、有効成分が単一でない配合剤です。

つまり、薬剤師や医師といった医療のプロではなく、患者の管理下においても大丈夫と判断されたものなのです。

そういうことで、otcを扱う薬剤師にかかる責任が小さいという考えがあります。しかし、もしそのような考えがあるならば、悔い改めなければいけません。

人は調剤薬局などから薬をもらうと、その飲み方であったりという用法用量を気にします。

もちろん、効果を的確に得るためでもありますが、きちんと服用しないと健康を害する、とどこかで認識しているからです。

医療施設からもらっている、という気持ちがあるからでしょう。

しかし、ドラッグストアなどで、日用品とともに売られているotcとなると、そのリスク管理が鈍ってしまうのです。

したがって、その注意を喚起するという大切な役目をotc薬剤師は担っているので、決して医療用医薬品ではないからといって、薬剤師の責任の量が減るということではないのです。

otc 薬剤師って専門だから高給取り?

otcの薬剤師だからといって、給料が高い、低いということではないです。あえて言うならば、ドラッグストアの薬剤師と同じくらいで、大体年収500万円から600万円といったところでしょうか。

それは、別にotcだからということではなく、ドラッグストアのように、調剤などよりも、接客などが仕事の中心になるから似た給与になると言っていいでしょう。

そのためotc薬剤師の転職希望者の転職希望理由は給与よりも仕事内容によるものが殆どです。

ドラッグストア同様、どうしても仕事内容は多岐にわたります。そのため、中には清掃やレジなどあまり薬剤師の専門性が生かせない仕事も含まれます。

それでも様々なお客さんとのコミュニケーションを楽しみたい、体を動かしたい、などの希望がある薬剤師にならば、ピッタリの職場になるかもしれません。

otcの薬剤師は時代に乗ってるから将来有望!?

otcの薬剤師は将来有望、と考えることも出来ます。日本における薬剤師の数は先進国の中でも、全国民に対して占める割合が多いことをご存知ですか?

アメリカと比べるならば、国民一人あたりに対して、薬剤師が2倍存在するという計算になるそうです。

そう考えると、薬剤師の過剰の心配も杞憂ではないように感じます。

更に、薬剤師を通さなければ手に入らなかった薬品もドラッグストアなどで販売後4年超のものについては、ネットでも一類医薬品を販売できるようになったりと薬剤師の活躍の場が減ったような気さえします。

しかし、これは実は薬剤師の活躍の広がりを示すのです。

スイッチotcなど、いくら患者自身の管理下に置かれる薬が増えたとしても、万が一効果が感じられなかったり、逆に不調を感じた時に患者の一番の味方となるのが薬剤師です。

医者から処方されていない場合、患者は、それを渡してくれた薬剤師に助けを求めます。

新薬、ジェネリック医薬品は次々と開発され、そして使用されていく中で安全性が証明された薬品は手に入りやすくなっています。

そのため、薬剤師の仕事は処方箋にある薬を調剤する、という単純作業ではなく、いかに患者さんに的確な情報を伝え、コミュニケーションをとれるかが重要になってきます。

そのことから、otc薬剤師はその最先端を行っている仕事とも言えないでしょうか?

一昔前であれば、薬剤師は薬の情報をどのくらい保持しているかが問われました。

しかし、今ではインターネットの普及に伴い、ある程度の知識なら患者さんも入手できる社会になりました。その中で薬剤師が力を発揮するならプラスαの能力が評価されます。

コミュニケーション能力であったり、行動力であったり。それらの力を得るためにもotc薬剤師は良い転職先かもしれません。

このような求人情報は薬剤師転職サイトで多く取り扱われているので、ぜひ条件検索してピッタリのotcの職場を見つけてみてください。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
薬剤師転職JAPAN編集部
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