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急性期病院の薬剤師になるということは?

更新:2023/04/24

[職種・勤務先]

急性期病院の薬剤師というのは、非常に忙しく、大変なイメージがあるものですが、その忙しさ、大変さがあるだけ、得るものがあると言えます。

しかし、そのなかでも注意点というものも存在しますので、それらを押さえつつ、急性期病院で働く中でのやりがいなども挙げていきましょう☆☆☆

急性期病院の薬剤師と慢性期病院の薬剤師の違い

急性期病院の薬剤師というと、急な病気や怪我、そして持病が急激に悪化した患者さんに対し、入院や手術、さらに検査などといった高度かつ専門的な医療を行う病院で働く薬剤師です。

そんな急性期病院と対照的なのが、慢性期病院です。

2つの大きな違いとしては、まず急性期病院の患者さんの年齢の幅の広さがあります。

急性期病院には高齢者の方だけではなく若い20代、30代の世代の人もいます。

そのような若い世代がいることもあり、基本的な患者さんの入院期間は大体2週間程度と短く、 たとえ入院当初は意識もなく、さらに人工呼吸器を付けていても、数週間後には元気に自分の足で歩いて退院する、とったことも珍しくありません。

そのため、患者さんの受け入れや発作といった急な対応が大変でプレッシャーにもなりますが、患者さんとの長期的な信頼関係を築く重要性が低くなりますので、いうなれば患者さんよりその病状などに集中したい人にはいいかもしれません。

また、臨機応変な対応が求められるので、チャレンジングな業務があっている薬剤師にはお勧めです。

対して慢性期病院は、急性期は脱していて、容態の状態は安定しているものの、 自宅療養ができる程度ではなく、 継続的な治療をする必要があると見られている患者さんがほとんどです。

そのため、 免疫力の弱まっている高齢者をメインとした患者さんが長期入院をするための病院といえます。

高齢者になれば、たとえ入院当初にかかっていた病気、現れていた症状が治っても治療中に別の病気にかかることが考えられ、その結果、1人の患者さんが長期的に入院することが多いです。

そのため、薬剤師も1人の患者さんとじっくり関わりながら治療を行うことが多くなります。

よりじっくりひとりひとりの治療に専念したい、という薬剤師に良いといえるでしょう。

急性期病院の薬剤師となる際の注意点

急性期病院で薬剤師として働くということには、いくつか注意しなければならない点もあります。

前述したとおり、急性期病院での薬剤師は臨機応変な対応が求められます。

いつ患者さんの容態が急変しても対応できるように、夜勤や残業も多く、体力的にかなりハードな仕事です。

そのため、急性期病院での薬剤師の募集要項には、年齢制限が設けられていることがあります。

そのため、40代、50代で十分な経験があっても体力面の心配からなかなか内定がもらいにくいということもあります。

しかし、その分毎日新しいチャレンジが待っていることから、薬剤師として大学時代に学んだ幅広い知識を活かし、多くの実践的な経験を積むことが出来るというメリットが有ります。

そのため、他の薬剤師の就く職種とは比較にできない程のスキルの取得が期待できます

また、もし急性期病院に転職を考える際には、その経験は大きな切り札になるでしょう。

急性期病院の薬剤師としてのやりがい

急性期病院で薬剤師のとして働くことで社会貢献の際に大きく役立つことが出来ます。

なにしろ、急性期医療の役割としては、もちろん病院内での患者さんの治療ということもありますが、大規模な自然災害といったものが発生した際の対応があります。

日本では特に地震などによって多くの自然災害が発生していて、その際には多くの薬剤師が全国から医療チームの一員として現地、および現地付近に集合し、医薬品を始めとした救援物資の調達、仕分け作業などにあたります。

他にも、ライフラインが機能しない中必要な薬が充分に行き渡らない際の代替医薬品の選択、さらに服薬指導等の作業を行い、被災地の安全、衛生環境の確保を行います。

このような活躍の場があることは、大きなやりがいに繋がるといえるでしょう。

急性期病院にかぎらず、薬剤師にとって病院勤務というのは人気の職業です。

そのため、簡単に内定が取得できる職業とはいえませんが、書類上ではきちんと経歴を書き記し、面接では自分のやる気をアピールすることが重要になります。

その方法をきちんと知るためには、薬剤師の転職サイトに登録することが近道です。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
薬剤師転職JAPAN編集部
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