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自衛隊の薬剤師になるために、い続けるために必要なこと。

更新:2023/04/02

[職種・勤務先]

自衛隊の薬剤師、つまり「薬剤官」。全く聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか?

その理由はまず自衛隊に入るための制約のきつさ、そして薬剤官になるために薬剤師が受ける訓練の厳しさ、そしてい続けるための努力から、あまり知られていないのかもしれません。

しかし、その反面自衛隊の薬剤師には公務員としての利点も多くあるので、気になっている方の為にその実態をもう少し掘り下げてみましょう☆☆☆

自衛隊の薬剤師になるっていうのはハードルが高い!?

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自衛隊の薬剤師になりたい場合は、様々な制約があります。まず自衛隊の学校、正確には自衛隊幹部候補生となるべく、学校に入るための試験を受けなければなりません。

その募集要項における募集資格に該当できなければ、まず試験すら受けられません。年齢は20歳以上28歳未満と決まっています。

これは、自衛隊が公務員になるからです。また、6年制に移行したことから、これからは日本の薬剤師は年齢的に24歳以上しか挑戦できないことになっています。

そのため、転職者によってはこの時点でアウトという薬剤師も多いかも知れません。

受験受付は大体2月から4月下旬までで、実際の試験日程は5月に入ってから、そして合格発表は5月終わりから6月初めにかけてです。

試験内容としては、1次試験では筆記を、2次試験では小論文試験、口述試験、身体検査が行われます。

身体検査は、身長や体重、さらに視力や聴力などにも及び、その基準をクリアしなくてはなりません。

身長でいうならば、男子だったら155cm以上、女子で150cm以上なければなりません。そのため、薬剤師の技術云々の前に不合格、ということもあるのです。

やっと合格にこぎつけたと思うと、入校と同時に全員が候補生隊の寮で非常に規則正しい集団での生活に入ります。

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入校の期間は、防衛大学校卒業者、そして一般大学と薬科大学卒業者が約9ヵ月と定められています。

その後、幹部自衛官の養成機関として存在する幹部候補生学校で、大体1年間の期間で教育訓練を受けた後、薬剤師である幹部自衛官として働くことになります。

ちなみに陸上自衛隊であれば福岡、海上自衛隊であれば広島、そして航空自衛隊であれば奈良と薬剤師の勤務場所は定められています。

さらに、東京都にある自衛隊中央病院にて薬剤実務研修を受け、約1年間の研修を行い、本格的に薬剤官(薬剤師)として活躍することになります。

自衛隊で薬剤師が薬剤官としてできること

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自衛隊の薬剤師、「薬剤官」の将来の進路については、陸上自衛隊であれば病院や行政機関を始め、衛生学校などでも活躍します。

対して海上自衛隊や航空自衛隊であれば、上記の場所に加え、研究部隊にも所属します。

配属先ではメジャーな薬剤師の仕事の中から考えると最も調剤薬局業務に近く、薬品の管理や薬品調合、隊員の健康管理が業務の中心となります。

災害が起きた際には、現地で薬剤師として医療活動をします。

自衛隊 薬剤師は高給取りで将来安定!?

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自衛隊の薬剤師は採用されると、「2等陸・海・空尉」になり、初任給は251,300円(令和5年時点)です。

さらにこれはあくまでも基準なので、経験などによっては昇給もありえます。

手当としては、国家公務員なので、手厚いと言っていいもので、住居手当、扶養手当や地域手当に加え、航空手当や乗組手当、航海手当といった特殊なものも存在します。

また、休日の確保も万全で、週休2日制を導入していて、祝日、そして年末年始、夏季特別休暇、さらに年次休暇も完備されています。

福利厚生の面では申し分なしといえるでしょう。

このように恵まれているようにも見える自衛隊の薬剤師ですが、なるまでも肉体的にも精神的にもきつい事を知っておかなければなりません。

自衛官としての素質は自衛隊のホームページでも簡単な審査である程度わかるようにはなっているので一度試してみましょう。

だれしもいつかは慣れる仕事、というものでもないので、自分は向いていないと思うならば、防衛省への転職はもうちょっと慎重になっても良いかもしれません

実際にどのような仕事かを細かく見たり、経験談を見られる薬剤師転職サイトもあるので、それらも参考に自分の「自衛隊の薬剤師」への適性を考えてみましょう。

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執筆者情報

薬剤師転職JAPAN編集部
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